青森りんごに関わる仕事で、自分の可能性を広げてみませんか?
株式会社マルジンサンアップル

ABOUT 会社紹介

青森りんごを国内、そして海外へ。

私たちは青森県平川市でりんごの卸売会社を経営する創業71年の会社です。 農家の皆さんが大切に育てられたりんごを市場から仕入れ、 種類やサイズ別に商品化し全国・海外の市場へと販売しています。 最新鋭の近赤外線透過光方式フリートレー選別機の導入による付加価値の向上や オリジナル商品の開発などを積極的に行い、 国内は北海道から沖縄まで、海外は台湾・香港・タイ・インドネシアなどのお取引先と 良好な関係を構築、年間通じ9~10億円ほどの仕入れ、15~16億円の出荷規模があります。

BUSINESS 事業内容

今後10年。新しいステージに向けた挑戦が始まります。会社としてのさらに一段成長するため、多様な経験をもつ方を歓迎します。

りんごの卸売業から、次のステージへ。
りんごの卸売事業を続けること約70年。弊社は次のステージを見据え新たな挑戦に取り組んでいます。 ■農業法人の立ち上げ、生産への挑戦 農家の皆さんが作ったりんごを、市場から仕入れ、選果・商品化し、国内外の市場へと販売する卸売が弊社のビジネスモデルです。その一方で、りんご農家は高齢化や後継者不足によって年々減少を続けています。 青森りんごを次世代へ繋げていくという地域課題の解決と、私たちの事業の要であるりんごの仕入れを安定させるという事業発展の両軸を叶えることを目指し、一昨年農業法人を立ち上げ、りんご生産に取り組み始めました。 今年園地も増やし、新たな苗を植え、生産拡大に向け引き続き活動していきます。 ■加工場の立ち上げ、商品開発 昨年から取り組んでいるのは六次産業化。りんごの生産、卸に加え、自社でりんごを使った商品を開発し製造、販売までを自社で取り組んでいます。今年は加工場を本格稼働させていきます。 ■クラウドファンディング 一昨年の農業法人の立ち上げを機に、これまで2回のクラウドファンディングを行いました。目的は青森りんごの認知度向上、青森りんごの関係人口創出。クラウドファンディングを通じて支援いただいた方には、Facebookグループに参加いただきながら、りんごの年間を通じた生育状況などをレポートしています。青森りんごを身近に感じていただけるような仕組み作りを今後も継続していきます。
経営者より
弊社は葛西甚八が昭和23年8月にりんごの移出商を創業したのが始まりです。平成元年には法人化し、お陰様で74年目を迎えることができました。 日本一のりんご生産量を誇る青森県ですが、りんご農家の戸数は高齢化や後継者不足によって着実に減り続けています。このままでは遠くない将来、青森県のりんご産業が崩壊してしまう。と考えた私たちは「先人たちの技術と想い」や「世界に誇れるブランドAOMORIりんご」そして「りんごの花が津軽平野を埋め尽くすふるさとの風景」を次の世代に繋いでいくために、当社が目指すビジョンを描きました。 従来の卸売業務だけではなく、生産や加工品への着手、新規就農希望者のためのりんご学校設立などのビジョンを実現し、りんご産業と、りんご産業に支えられている地域を今まで以上に活気に満ちたものにするため、私たちはこれからも歩み続けます。

INTERVIEW インタビュー

櫻庭英明/選果場長
入社のきっかけと入社後のキャリアを教えて下さい。
当社に入社して17年になります。それ以前は県外でトラック運転手や道路関係の会社に勤務していました。地元に戻ってからはアルバイトでりんご屋さんでドライバーをしながらりんご業界の人と知り合いになりました。その中で、当時この会社で働いていた社員の方に一緒にやらないかと誘われ入社しました。 初めのうちは外勤(配送)の業務をしていました。2~3年後からは出荷担当に。そこからは現場に入りました。フォークリフトメインで動いたことはなく、現場管理全般を行っています。
仕事の大変さ・やりがいや面白さは?
私の仕事は管理者の立場として、全体を見渡すことと、各メンバーが何かに困っていないかと細部をフォローすることの両方が必要です。 しかし、それを1人でやるのは難しい。全体を見ようとすると、メンバーフォローへ目が届かなくなり、メンバーフォローに注力すると全体に目が行き渡らなくなります。バランスが必要な立場です。 常に働くメンバー一人ひとりの様子を見て何か問題が起きていないかを確認、フォローしつつ、全体の作業の流れが滞っていないか、計画通り進んでいるのかを見ています。 これが今の私の仕事の大変さでしょうか。私の右腕となるような人がいればだいぶ違うと思いますので、そういった存在を今の若いメンバー達から育てていけたらいいですね。 仕事をする中でやりがいを感じるのは、指示を受けた以上のことができたと思える時ですかね。 一人ひとりがそのような意識をもち仕事に取り組めたら、もっと仕事の面白みを感じるようになるのではないでしょうか。
今後の目標や取り組みたいことを教えてください
今まさに当社は変化の過渡期。長年現場の総監督を務めた課長が今期で定年を迎え課長に代わり、現場全体を統括する役割を私が持つことになります。 これからはより効率化が求められる時代。今第二選果場内にある機械をもっと活用することで、より少人数で質を担保した選果が本来であればできるはずなんですよね。小人数がいいということではなく、今は1人がキズも色味も両方をチェックしているので人の目に頼っている部分が大きい。人の目や人の手に頼るボリュームを小さくできれば、より多くの量をさばくことや、より質のよい選果が出来るはず。そのあたりのことにはずっと取り組んでみたいと考えています。
どんな人が向いていると思いますか?
まずはりんごへ想い入れ・興味があることだと思います。入社後で構いませんが、りんごに対する知識は仕事をする上で必ず身につける必要があります。青森県の基幹産業である「りんご」を、もっと広めていきたい、りんご産業を守っていきたい、という気持ちを持ち仕事をしてもらいたいですね。